昨夜は、小沢Sさんを堪能した。
ステージは二時間の懐メロのお話と実践だった。
「笑いの中に涙あり」な、そして、背景の歴史にも触れ、アカデミックな時間だった。
でも、本当に面白かったのは、打ち合わせの時にお茶して1時間半、
打ち上げでお茶して1時間の時だった。
計算されつつの熟練の「間」だった。
長講2時間のときも随所に散りばめられていたけれど、
落語の心地よい「間」を、自由自在に使いこなされている。
人物の面白さなのだな・・・。
連れて行ってくださったチョウBさんが小沢さんの大ファンらしく、
芸のお話もいっぱい聞けた。
お話を聞いているうちに、共通点がいっぱいあったのだけど、
「いずれまたお会いできるし」と思って、寄席のお話だけさせていただいた。
数十年前の、小沢Sさんと野坂AさんとEさんの三人での舞台の思い出話は、
ふざけ倒したものだった。
「我がまま放題のお二人と、場を取り持つ小沢さん」な感じだったが、
これが他の方に伺うと、また違う側面があるので、真相はよく分からない。
このお三方に加わって、矢崎Yさんがプロデュースをなさってるそうだけれど、
「自分以外はみんな嘘つき」とおっしゃっていた・・・。
ライバルなのだな・・・。
矢崎さんが最初に編集者として小沢さんにお会いした時、原稿をお願いしたら、
「字が書けません」と、断られ、
「それでは聞き書きで」と食い下がってインタビューしたらしい。
その原稿が不味いものだったらしく、小沢さんに送ったら、
「これでは駄目だ」と、別に原稿を書いて送り返されたそうだ・・・。
ふざけたオジサマたちなのだ・・・。
チョウBさんといると、スセリはちっちゃく見えます・・・。
背が高いのですね・・・。
「浪速の巨人」という、ニックネームがあるのです・・・。
「それでもダイエットで14キロ小さくなるそうだじょ。
14キロ・・・スゴイ余剰があるんだじょ・・・。
私だったら、14キロ落としたら・・・命にかかわるじょ・・・」
9月9日までだそうです・・・楽しみですね。