千秋楽の舞台で、出演者の長谷川君の結婚式を、舞台上で行いました。
女優のNまり子さんが、司会を努め、オープニングには、私の弾き語り。
お残り頂いたお客様は、半数以上が演劇歴20~50年の中堅&ベテラン役者さん。
ちなみに、私はこのために呼ばれただけで、お芝居には出ていません・・・。
下北沢のH劇場の社長の前で、誓いの言葉を述べ、
最後は新郎の涙と新婦の笑顔で〆ました。
そして、その場にいる方全員で「見上げてごらん 夜の星を」
を、大合唱してお開きになりました。
新婦は、しまじろうの番組でおなじみのAお姉さん。
故いずみたくさんの劇団に所属なさっています。
「見上げてごらん・・・」は、永六輔さん作詞、いずみたくさん作曲なのです。
永さんは、28日にいらして、私が楽日に結婚式があるとお伝えすると、
「書いてないじゃない」と、残念そうでした。
お知らせしないでするのが、まり子さんらしいのですが・・・。
打ち上げは、盛り上がりました。
文学座の演出のTさんが、「私の観た、ここ数年で一番良い舞台」
の演出をなさった方と判り、握手して盛り上がりました。
アラビアンナイトの素敵なお芝居だったのです。
私も、演劇論では新劇の人にもひく事ないので、
30分くらい芝居とライブの違いや、役へのアクセスの違いを語り合いました。
その後、どうやら、Tさんは、私をミュージシャンと思い込んでいるみたいなので、
ライブのチラシと、私のコントのことをご説明しました。
24日に皆さんで来て下さるそうです・・・。
家に帰ってきてから、「ミュージシャンですか?」って言われて「違います」って返すのは
どういうものだろうかと、考えました。
ギター持って弾き語っておいて、「ミュージシャンではありません」は、無責任かもしれません。
「下手だから」というこだわりは、お客様には関係ないところなのですね。
私は、なんて呼ばれたいのだろう・・・考えちゃいますね。
この日、何の説明もなく、ウエディングドレスにギター抱えて、
「ストーカーと呼ばないで」を、熱唱してまいりました。
今までで、一番出来が良かったです。
表情も、かなり付ける事ができ、自分でも充実感がありました。
客席のほとんどは、舞台人ですし、受け入れられるかどうか心配もしましたが、
そういうときほど燃えますね。
挨拶もしないで、いきなり歌いました。
最初は戸惑っていたお客様も、大きな声で笑ってくださいました。
「お客様が笑って下さる時が一番幸せ」と、つくづくの快感でした。
次は、6日に音楽のライブなのだ!
新曲の「台所女」は、喉使うからな~、風邪治さなくっちゃ~、ゲホゲホ・・・。
今日も、外出禁止です・・・。