本日は「夏目漱石の日」なんだそう。
実は、去年からずっと惚れとるのだ・・・。
子どもの頃、本を沢山読んでいたので「漱石読んだ」という気になっていたけれど、大きな間違い。
子どもの頃の読書はただ字を見ただけで、「読んだ」ではなかったのだな。
去年、思いがけずに「文鳥」を読んでからずっと、短編をチョコチョコ読み直している。
心情スリルがあるのだな。
特に愚痴を書いたり、自分の分析をしたりの文章が好き。
今も晩年の「ガラス戸の中」を惜しみながら読んでいる。
寝る前に必ず筒井康隆や聊斎志異を読みふける荒れたころとは違って、
今は漱石。
もう晩年なのかしら、私・・・。
うううのう・・・。
そ、それはそれとして、何か特別なドラマがない時の描写が、もう、ドキドキなのだ。
人には言わず、勝手にドキドキしていたけれど、今日が「漱石の日」というので思わずカミングアウト。
文部省から博士の称号を打診され「肩書はいらない」と断った日だそうだ。
ううう・・・。
ますます好き。
どんなに好きでも誰にも迷惑かけない。
まだまだユックリ読み返しているし、私は何度も読む反すう読みが好きなので、当分、漱石の日々だじょ~。
「ゴーン・ガール」見てきた。
映画は苦手なのだけど、人から勧められて。
見といてよかった。
おかげで書きたかった人物を思い出した。
最近、書きたいものや、それを実現してくれる人たちは、どんどん増えてくるのだけれど、大きくはどうしたいのかが分からないまま。
ビジョンかな・・・。
やってるうちに見つかると思っていたけれど、何時も頭の隅にこびりついて離れない。
現役で色々するのも寿命があるし・・・。
欲が出てきたのかな・・・。
元気な証拠だな・・・。
何見ても、台本のヒントに思ってしまう。
漱石の没年は50歳。
素晴らしい作品を沢山・・・。
惚れたからには少しでも近づけるようにしたいだす。
今度の新作コントのモチーフは夏目漱石&ゴーンガール。
笑えるのだろうか・・・。